視点9 / 多様性と循環

いろんな価値観と生き方を受け入れ、風通しのよい地域社会をつくる

多様性と循環

 持続的な地域社会は生態系に似て、多様な要素と循環で実現されます。清水港及び周辺の将来像「ひらく・みなとまち」の本質もそこにあります。産業経済も市民生活も、清水のポテンシャルを最大限生かす範囲で広がり変化し続けることをめざします。国際化、人口減少、少子高齢社会、若者流出、人手不足など全国共通の課題に対処した上で、人も事物も情報もどんどん集まり、盛んに出入りすることが、生活しやすさ、働きやすさにつながります。そんな風通しのよい地域像が、東海の港町、清水にふさわしいと思われます。

課題と可能性の検討

1)いろんな就労と活躍の機会

①女性:女性活躍応援事業
②高齢者:生涯活躍できるまち(移住、学習、娯楽)
③外国人:多文化共生のまち
④LGBT:セクシャルマイノリティが生きやすい社会
⑤障害者:障害の状況に合わせた多様な就労の場
⑥副業:新しい働き方の多様性

2)若者の活動支援

①リノベーション:シェアハウス、空き家空き店舗活用
②生涯学習『清水海洋文化大学』:海洋経済、海洋交流、海洋研究、  海洋生活

3)住まい方

①U・I・Jターン
②週末居住、二地域居住
③大学生の下宿

④富裕層

4)未来を担う子供と子育て世代にやさしい社会

①大人も子供も親子で楽しめる遊び場
②安心して子供を預けられる保育所を備えたコワーキングスペース
③職業体験などを通じた大人の社会と子供の世代間交流
④地域の宝、未来の希望を生む教育(大学や社会人経験で一度は外に出ても、いつかは地元に戻って地域貢献してくれるような人材を育てる)

5)多文化との共生

①クルーズ船からの訪問外国人と文化交流
②インバウンド訪日外国人へのおもてなし

ex.ワーケーションプログラムの推進。リピーターから定住者へ(折戸・三保)

宿泊施設で起床⇒朝SUP⇒朝食⇒テレワーク(AM)⇒地場産品のランチ⇒テレワーク(PM)⇒ヨットでナイトクルージング兼ディナー交流会⇒宿泊施設で就寝。 清水を気に入った利用者がリピーターとなり、いずれは定住も検討するようになる。(例:定住後は普段は清水でテレワーク。必要な時だけ東京に出勤)。人里離れていない・居住区が近いところも売りとなる

※ワーケーション(Workcation):仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた造語。会社が社員に対して休暇中でも一時的に旅先で仕事をすることを認める制度、あるいは旅行・余暇を楽しみながら仕事もするようなスタイル。