視点8 / 防災減災と環境

災害対策と環境改善に粘り強く取り組み、安全安心と先端研究をともに進める

防災減災と環境

 清水港は大谷地震(1935年)や東南海地震(1944年)で大きく被災した一方、関東大震災(1923年)では被災地の支援に活躍しました。防災対策は東海地震説以降に充実、東日本大震災を踏まえた地震・津波の新想定への対応も進め、今後もハード・ソフト両面で一層充実に努める必要があります。  湾内湾岸を市民へ開放するにあたり、多くの人が水に触れる場所では土壌と水質の改善が不可欠です。重工業が立地してきた地区には、土壌汚染が考えられます。防潮堤で閉鎖水域となっている折戸湾は海水交換が乏しいです。

課題と可能性の検討

1)防災減災

①防潮堤と沿堤空間の整備(遮る)
②水辺の危険物や危険施設の除去(そなえる)
③観光を兼ねた平易な和英併記サイン(伝える)
④避難タワーと避難経路及び広場(逃げる)

2)土壌汚染対策

①対策必要箇所の特定
②対応策の検討
③対応策の実施(封じ込め、入れ替えなど)
④継続的なモニタリング(地下水等)

3)水質改善・保全対策

①人工干潟の造成
②藻場の造成
③市民活動(①②への市民参画や啓発活動)
④継続的なモニタリング(水質・底質・ベントス(底生生物)・プランクトン(浮遊生物)・ネクトン(遊泳生物)等)

4)教育・啓発

①防災減災研究(大学・研究機関)と防災減災教育
②環境教育