リーディングプロジェクト③ 貝島・塚間地区

日の出地区と三保地区の間で、清水港及び周辺地区の中心をなす三角形の頂点に位置する半島状の埋立地です。 戦前戦中から金属や造船など重工業が立地しました。近年は太陽光発電や低未利用地が増えています。

展望1 / 海洋研究拠点形成の起動

 県浚渫埋立地に研究船埠頭を整備し、関係の施設や空間を貝島・塚間地区内に付設するとともに、水上交通を充実させ、日の出地区と連携・補完する。

展望2 / 海運依存産業の次世代的展開

 金属や造船など海運依存産業の事業展開を図るとともに、低未利用地には太陽光発電、公園緑地、環境回復など暫定利用を考える。屋外博物館、産業遺構の保存、緑化・修景・夜景など、工場の一部公開も検討したい。

展望3 / 半島と水際の回遊動線

 地権者や事業者の協力を仰ぎ、清水港線跡、御穂神社、三保松原、サイクリングロード、東海大学海洋学部博物館などをつなぐ水際散策路を設ける。

 

 

※清水みなとまちづくりグランドデザイン(2019年7月版)より